夏を涼しく、冬は暖かく。先人の知恵が息づく「和の家」で、心豊かな暮らしを始めませんか?
うだるような暑さが続く7月、いかがお過ごしでしょうか。 エアコンの効いたお部屋で過ごすのも快適ですが、ふと窓を開けると心地よい風が通り抜ける…そんな暮らしに憧れを抱いたことはありませんか?
今回は、最近注目を集めている「昔ながらの知恵が詰まった中古戸建て」の魅力について、ご紹介させていただきます。築40年と聞くと、「古いのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこには現代の住宅ではなかなか味わえない、豊かで快適な暮らしのヒントがたくさん詰まっているのです。
■ 襖(ふすま)を開ければ大空間に。暮らしに寄り添う「和室」の魅力
最近の住宅では少なくなった和室ですが、私たちがご案内する築40年ほどのお住まいには、二間以上の和室があることも珍しくありません。
畳のい草が香る和室は、ゴロンと寝転がると気持ちが良いだけでなく、お客様がいらした時の客間として、またお子様の遊び場や書斎として、暮らしの場面に合わせて柔軟に使うことができます。そして、お部屋を仕切る襖をすべて開け放てば、開放的な一つの大空間に早変わり。ご親戚が集まるお正月やお盆など、特別な日にもゆったりと対応できるのは、昔ながらの家ならではの強みです。
■ 縁側は、家族をつなぐ特等席
「和の家」と聞いて多くの方が思い浮かべるのが「縁側」ではないでしょうか。 縁側は、お部屋の中と外とをゆるやかにつなぐ、日本家屋ならではの素敵な空間です。
夏にはスイカを食べながら夕涼みをしたり、冬にはポカポカと暖かい日差しを浴びながら読書を楽しんだり。お子様が庭で遊ぶ姿を、縁側に腰掛けて見守るのも良いですね。季節の移ろいを肌で感じながら、ご家族やご友人との会話が自然と弾む、そんな心安らぐ時間を与えてくれます。
■ 四季の彩りを楽しむ、広々としたお庭
最近の新しいお住まいでは、なかなか確保することが難しくなった広いお庭も、魅力の一つです。
家庭菜園で採れたての野菜を食卓に並べたり、色とりどりのお花を育てるガーデニングを楽しんだり。お子様やペットがのびのびと走り回れるプライベートな空間は、暮らしに潤いと笑顔をもたらしてくれるでしょう。お庭の木々が季節ごとに表情を変える様子を眺めるだけでも、心が和みます。
■ 受け継がれる想い。「床の間」や「仏間」のある暮らし
「床の間」や「仏間」は、ただのスペースではありません。 床の間には季節のお花や掛け軸を飾り、お客様をおもてなしする。仏間ではご先祖様に手を合わせ、家族の歴史に想いを馳せる。こうした空間は、日々の暮らしに奥行きと彩りを与え、家族の絆や日本の美しい文化を次の世代へと伝えていく大切な役割を担っています。
ただ古いだけではない、新しい価値
今回ご紹介したような、昔ながらの知恵が詰まったお住まいは、柱や梁に良質な木材が使われていることも多く、年月を重ねたからこそ生まれる独特の風合いや温かみがあります。
もちろん、キッチンやお風呂などの水まわりは現代の使いやすい設備にしたい、というご要望もあるかと存じます。弊社では、お住まいの良いところは残しつつ、現代のライフスタイルに合わせて快適に生まれ変わらせる「中古リノベーション」のご提案も得意としております。
「少し興味が湧いてきたな」「実際にどんな物件があるのか見てみたい」 そう感じていただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。 お客様一人ひとりのご希望に寄り添いながら、新しい暮らしの形をご提案させていただきます。
皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております。