安心な不動産取引のために!プロが教える「不動産登記簿」の読み方 ④
第4回:本当の持ち主は誰? 「権利部(甲区)」で見る所有権
みなさま、こんにちは。古賀組不動産部です!今回は不動産の持ち主についての情報が載っている「権利部・甲区(こうく)」のお話です。「売主様=所有者」であることは当然のようですが、ここもしっかり読み解く必要があります。
登記簿上の住所・氏名と、現在の売主様の情報が一致しているかを確認します。もし結婚などで氏名が変わっている場合や、相続が発生している場合は、そのつながりを証明する書類が必要になります。売買仲介を行う際に、特に私たちが注意して確認するのが以下の言葉です。
■ポイント①: 「差押(さしおさえ)」
税金の滞納や借金の返済が滞った場合などに記載されます。これが残ったままだと、最悪の場合、家が競売にかけられてしまいます。
■ポイント②: 「仮登記(かりとうき)」
まだ正式ではないけれど、将来的に権利を主張できる予約のようなものです。これがあると、後から「本当の持ち主は私だ」という人が現れるリスクがあります。
私たち仲介業者は、こうしたリスクが契約前にきれいになくなるか(抹消できるか)を徹底的に調査し、お客様が不利益を被らないように調整します。

次回は、「権利部(乙区)」について解説していきたいと思います!


